宮城県仙台市の弁護士・法律事務所です。相続、労働、交通事故などご相談ください。

宮城県仙台市青葉区片平1-1-6 ネオハイツ片平602号

  • 022-223-6657

あらかじめご連絡をいただければ、休日、夜間のご相談にも対応いたします。

【遺留分】【判例・裁判例】民法903条1項の定める相続人に対する贈与と遺留分減殺の対象

  Aは、長男Y1、Y1の妻Y2、Y1の子Y3、Y4に対して、昭和53年10月16日と昭和54年1月16日の2回に分けて自己所有の土地を生前贈与しました。その後、Aは昭和62年8月20日に死亡しましたが、Aの相続人としては、妻であるX1、長女であるX2、長男であるY1がいました。 X1、X2は、AによるY1~Y4に対する生前贈与がX1、X2の遺留分を侵害するとして、Y1~Y4に対して...

【交通事故】【判例・裁判例】被用者の無断私用運転の同乗者につき使用者の運行供用者責任を否定した事例

  自動車販売業者であるY社の従業員であるAは、Y社所有の自動車を私用に使うことを厳重に禁止されていたにもかかわらず、勝手に持ち出して夜桜見物に出かけようとしました。その際、Aの母からY社所有の自動車は私用に使うことを禁止されているのであるから夜桜見物に出かけることをやめるように戒められ、一旦は思いとどまりました。しかし、その場に居合わせたB、C、Dは、Y社がその所有自動車を私用に使う...

【遺留分】【判例・裁判例】遺留分減殺請求権を債権者代位権の目的とすることの可否

  Aは不動産を残して死亡しました。Aの遺産である不動産につき、Aの相続人の1人であるBに対して貸金債権を有するYが、Bに代位してその法定相続分(10分の1)に従った共同相続登記を経由した上、Bの持分に対する強制執行を申し立ててこれを差し押えました。ところが、Aは、当該不動産を相続人の1人であるXに単独で相続させる旨の公正証書遺言をしていました。 そのため、Xが、この遺言によってAの...

【パワハラ・セクハラ】【判例・裁判例】肉体関係を迫ったり性的な虚偽の風評を流布したりする行為が違法と判断されたセクハラ事例

  Y1社の専務取締役営業部長であったY3は、平成11年3月ころから、岡山支店長を務めていたX1に対し、異性関係を問いただしたり、後継者の地位をちらつかせ、肉体関係を迫る等していました。また高松支店長と徳島支店長を兼務し、X1と親しくし、Y3の行為に関する相談を受ける等していたX2に対しては、Y3は、X1と肉体関係を持てるよう協力するよう要請していました。しかし、X1、2ともにこれを拒...

【相続放棄】【判例・裁判例】再転相続人の相続放棄

  Aが死亡し、その遺産として不動産がありました。Aの相続人は子Bと代襲相続人である孫のXら5名でした。BはAの相続につき承認または放棄をしないまま熟慮期間内に死亡してしまいました。Bの法定相続人であるC、D、Eの3名は、Aについて相続放棄をし、その後Bについても相続放棄をしました。 他方、Yらは、Bに対し商品代金等の債権を有していたところ、BがAから本件不動産を法定相続分の2分の1...

【交通事故】【判例・裁判例】加害車両が被害者に接触しない場合の相当因果関係の有無

  XがAらと幅員3メートルの市道上を歩いて帰宅途中、前方からY運転の軽二輪車が、後方からはB運転の原動機付き自転車がそれぞれ近づいて来るのに気付きました。Xは、B運転の原動機付き自転車の方を振り返りながら、Aに続いて道路端にある仮橋のたもとに避難したところ、前方からY運転の軽二輪車が運転を誤り、Xが避けようとしている仮橋上に向かって突進してきて仮橋に乗り上げた上後退して停車しました。...

【遺言】【判例・裁判例】民法1013条に違反してされた相続人の処分行為の効力

  Aは、公正証書遺言により自己所有の不動産全部を、法定相続人のうちAと同居していた四女X1と五女X2に遺贈し、遺言執行者をBと指定していました。 Aの死後、Bが遺言執行者への就任を承諾する前に、Aの二男であり法定相続人であるCは、遺言が存在するにもかかわらず、Aの遺産である建物についてC名義で所有権保存登記をし、Aの遺産である土地についても、X1、X2の相続放棄申述書を無断で作成す...

【賃金・残業代・退職金】【判例・裁判例】固定残業制の有効性3

  Xは、人材派遣を業とするY社に雇用されて派遣労働者として就労していました。XとY社間で締結された雇用契約には、基本給を月額41万円とした上で、月間総労働時間が180時間を超えた場合にはその超えた時間につき1時間当たり2560円を支払うが、月間総労働時間が140時間に満たない場合にはその満たない時間につき1時間当たり2920円を控除する旨の約定がありました。 そして、月間180時間...

【遺言】【判例・裁判例】不倫な関係にある女性に対する包括遺贈と公序良俗

  Aには、妻X1と娘X2がいましたが、昭和40年ころから別居するようになりました。Aは、昭和41年ころに36歳年下のYと知り合い、昭和44年ころからは半同棲の状態になりました。 そのような状況で、Aは、昭和49年8月21日、X1、X2、Yに対し遺産の各3分の1を遺贈する内容の遺言を残して死亡しました。 そのため、X1、X2が、Yに対し、Aの残した遺言の無効確認を求める裁判を起こし...

【交通事故】【判例・裁判例】動物による事故2

  Xは、昭和51年4月27日、原動機付自転車を運転して、時速約40キロメートルで走行中、前方約41メートルの道路中央付近で、Yの飼育するシェパード犬(体長約1メートル、体重約15キログラム)が道路端を歩行中のAに向って吠えているのを発見しました。その犬は、Yが散歩に連れて行こうとして、自宅の檻から出したところ、県道に飛び出したものでした。 Xは、犬と約16メートルの距離に接近したと...