搭乗者傷害条項にいう「正規の乗車用構造装置のある場所」の意義
危急時遺言の方式
使用者と労働組合の間の合意による賃金債権放棄の可否
労働問題の判例 最高裁判所第一小法廷 平成31年4月25日判決 事案の概要 Y社は、貨物自動車運送等を業とする株式会社です。 Xは、平成15年2月1日、Y社に雇用され、生コンクリート運送業務を行う営業所において、生コンクリートを運送する自動車の運転手として勤務していました。 XとY社との間の労働契約においては、月例賃金は毎月20日締めの末日払いとされ、毎年7月と12月に賞与を支払うと...
労働者の賃金債権に対し不法行為を原因とする債権をもってする相殺の許否
労働問題の判例 最高裁判所第大法廷 昭和36年5月31日判決 事案の概要 昭和28年4月、Xは、給料月額1万0500円の約定で、出資金の受入及び金銭の貸付等を業とするA社に雇われ、同社B出張所長として勤務しましたが、昭和29年3月末日、右出張所閉鎖に伴い退職しました。 A社は、昭和28年12月分から昭和29年3月分までのXの給料合計4万2000円を支払っていませんでした。 A社は、昭...
出向命令の有効性
泥棒運転の場合の管理使用者の自動車保管上の過失の有無
自動車の名義上の所有者兼使用者の運行供用者責任
後期高齢者医療給付により代位取得した不法行為に基づく損害賠償請求権に係る債務についての遅延損害金の起算日
相続放棄の申述の錯誤無効